もくじ
◆ピラティスは効果がないと感じる人が多い?◆
2022年現在もどんどん米国を中心にピラティス人口が増えてきています。
世界では1700万以上のピラティス人口とも言われています。
大人気のピラティスですが、
”やってみたけど、ピラティスの効果がよくわからない”
”ピラティスは難しい”
”ピラティスは楽しくない”
そんな風に感じている方も多いようです。
それでは、効果の面に関してなぜ効果がないと感じるのでしょうか?
そのあたりを探ってみましょう。
要因①ピラティスをグループで受けている
”ピラティスは効果なし”と考えられてしまう理由
①ピラティスをグループクラスで受けている
おそらく、ほとんどの方がグループクラスでのレッスンの受講が多いと思います。グループクラスが良くないと言っている訳では決してありません。
素晴らしいインストラクターの方の指導の元で行われている方もいらっしゃると思いますし、体への意識が良い方もいらっしゃいます。
効果が欲しいと考えた際に、そのグループクラスであなた出来ないことはわかりますか?例えば、足を細く見せたいという方は、モモの前やふくらはぎや外モモを過剰に使っていませんか?動いてる間の細かい動きって自分ではわからないですよね。
グループクラスではわからないんです。ずっとインストラクターが見てくれる訳ではないので、アドバイスも全体にしか届きません。
グループクラス自体が、実は自分の体の使い方や癖を知りながら、動きの修正を出来るようにならないと難しいのです。
本来、自分の正しい動きを引き出すためにはピラティスに関しては特にプライベート(パーソナル)で受講するのがオススメなのです。
ピラティスはグループクラスでどうすればいい?
とは言っても、多くのスタジオやオンラインレッスン ではグループクラスを開催しているところがほとんどでよね。
こんなところを意識してグループレッスンに取り組むといいと思います。
①動かしたいところ
②動きたくないところ
を考えます。
例えば、この
”シングルレッグストレッチ”で考えてみましょう。
①動かしたいところ→股関節
②動かしたくないところ→骨盤・首
加えてこのエクササイズで起こりやすいエラーは?
- 骨盤の配置の乱れや、足を引き寄せる際にねじりが加わる
- アゴを引きすぎたり、首や頭も位置が不安定
要因②動画のみでピラティスを受けている
”ピラティスは効果なし”と考えられてしまう理由
②ピラティスを動画のみで受けている
こちらは要因①と理由は同じです。
自分の動きが合っているかどうかが分からないからです。
動画でのピラティスのチャンネルも非常に増えており、好きな時にいつでも閲覧と練習ができる魅力的な動画。
普段スタジオに行けない方や、なかなか会えない先生が動画レッスンを開催しているとすごく便利ですよね。
そんな動画でのピラティスで、とても説明もわかりやすく効果を感じられるレッスンもたくさんあるかと思います。
でも、動画というのは実際のレッスンとは異なって、間違った動きをしている人がそこにいないため、レッスンの内容がエクササイズの形だけを述べたものであれば受講者側はピラティスの効果を感じにくく、合っているかどうかわかりません。
何となく真似して動いて見たけど、違うところを使っちゃったかな?と感じてしまうこともあるかもしれません。問するのも動画の場合は難しいので、結果的には動画のみのピラティスの受講はあまりオススメしません。
体の使い方の意識が出来る!と感じるチャンネルや、ピラティスに慣れてきて自分でも体の使い方を意識できる!という方には、自主練習にも最適だと思います。
ピラティス初心者の方は、対面レッスンか、オンラインレッスン で双方向性のレッスンを行う(最も成長が効果が期待できるのはパーソナルですが)ことをオススメします。
要因③ピラティスを筋トレだと思っている
”ピラティスは効果なし”と考えられてしまう理由
③ピラティスを筋トレだと思っている
この理由に当てはまる方は多いかな?と思います。
色んなところで、ピラティスとは?と見たり聞いたりした方も多いと思いますが、ピラティスは元々
”リハビリ”
としてジョセフピラティス氏によって考案されました。
負傷した兵士の為にも多く活用されたものです。
現在のピラティスは流派がたくさんあり、運動学や解剖学の認識が時代とともに代わっていくこともあり、ピラティスにも様々なスタイルがあります。
基本的にはよく言われる言葉で、インナーマッスルに対してのアプローチが目的になります。
ピラティスの目的としては
- 姿勢改善
- 関節の動きを引き出す
- 尿もれ改善
- バランス力向上
- スポーツパフォーマンス向上
があります。
これが、筋トレという認識に変わってしまうと、表面の筋肉ばかりを優先的に使ってしまい、
エクササイズ中の
②動かしたくないところ
が動いてしまい、本来したい動きが出来ずに余分な力を使ってしまいます。
もちろんアウターマッスルも使われているのですが、後屈の際の例として、
背筋を使って状態を反らそう
or
背骨の上部から中部へ順番に動かすことを意識して、上体を反らそう
では力の入れ方や、体への意識の向け方は違いますよね。
その言葉と認識1つで、腰に過度な緊張を持ちつつ上体を反らしてしまうのかが変わってきます。
ピラティスは機能的に体を動かす必要があるのです。
ピラティスの効果なしと感じた方で、ダイエットや痩せたいという目的があった方は、ピラティスは筋トレではないと認識があると良いですね。
ピラティスで痩せたいと思ってたけど、効果はないの?
ダイエットや痩せたいからピラティスをしているけど、効果がないのか?と疑問になりますよね。
引き締めへの効果は期待できます。
お話のおさらいですが、機能的に正しく体を動かせばコントロール力や持久力がつきます。四肢を使ってあらゆる方向へ動かす為にも、常に体はその動きの変調や負荷に耐えています。
重さやなどの負荷や、余計な力の発揮は筋肉を肥大させますが、動きをコントロールするための力は、しなやかな筋肉のイメージを持っていただくとわかりやすいです。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ピラティスは効果なしと感じている方の要因としては
- ピラティスをオンラインクラスで受けている
- ピラティスを動画のみで受けている
- ピラティスを筋トレだと思っている
でした。次に、
姿勢改善であってもダイエット目的にしても、大事なことは
■正しく体を動かせているのか自分が知っているかどうか
■何の目的で行うエクササイズであり、どこを動かすのか?どこを動かしたくないのか?を知る
この2つが重要な点でした。
ピラティスは難しいように思いますが、体の使い方が上手になることによって、無駄な動きが減り、スポーツパフォーマンス向上などにもとても良いです。
姿勢改善や、肩こり腰痛改善にも効果が期待出来ますので、是非一度練習の意識の仕方を変えながらピラティスを楽しんでいただけたらと思います。
どんな時でも、体にとって無理がなく安全かつ効果的にピラティスを行えるようにしましょう。
皆様が快適にヨガ・ピラティスライフを送れることをお祈りしています。
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