もくじ
ヨガのアーサナとは?
ヨガを習い始めてみると、よくヨガインストラクター が『〇〇アーサナ』と言っていますよね。そもそもアーサナって何ですか?という方も多いかもしれません。
ヨガのアーサナ=ヨガのポーズと思っていただくといいです。
ヨガの語源であるサンスクリット語がヨガのポーズ名で呼ばれています。
ヨガは健康の為に体にいいですよってよく言われています。様々は嬉しい効果があるからです。でもそのアーサナの効果を得られるのは体の使い方次第なのです。
現在ヨガを勉強されている方にもオススメの内容の記事になっています。
それでは、10年以上の指導歴があるヨガインストラクター が解説していきます。
アーサナって難しい
現在は2022年。ヨガの歴史はインドが発祥となり、4500年ほど前から伝わっています。
とても長いですよね。
現在の運動学や解剖学の観点からみても、その時代の体への知識と今の体の知識は全然違います。
最近では、ヨガの解剖学がヨガインストラクター 達の中でも勉強が必須となりましたが、しっかり知識を持って体をヨガのアーサナを行わないと、怪我の要因にもなります。
ヨガは優しいものとされていることが多いですが、体の可動域や個々の姿勢への理解と配慮がないとアーサナは難しいです。
特にこちらの
トリコーナ・アーサナ
トリコーナ・アーサナは英語では『トライアングルポーズ』日本語では『三角のポーズ』と呼ばれています。
ヨガでの立位でかなり高い確率で登場してくるこのトリコーナアーサナですが、効果が期待出来るものとして
- 内臓機能活性化
- ウエストの引き締め
- 呼吸を深める
- 股関節の柔軟性向上
- 足腰強化
などが挙げられます。特にウエストの引き締めや、下半身への効果は嬉しいですよね。
でもこの2枚の写真、全く完成の形が違いますよね。この人たちの体には上記の嬉しい効果は期待出来るのでしょうか?
実はアーサナの取り方によっては、全く期待する効果が得られません。
間違ったままのヨガのアーサナでは、いくら頑張って練習してみても、期待している効果が得られるどころか、一歩間違えると怪我の要因にも繋がってしまいます。
絶対にケガは避けたいものです。
■先ほどのトリコーナ・アーサナの2枚の写真ですが、生徒さんでよく取ってしまう形として多いのはこちらの写真
一見、
わぁー!手が床に付いてすごい!って思いがちなのですが、この方の場合は手を床につけるべきではなく、
①ブロックを使う
②下の手を膝以外のモモかスネに手を添える
が正解です。
トリコーナアーサナが上半身で求める完成形は、
ここがポイント
●股関節から胴体の長さや形がそのままで横に傾きたい
(写真のアーサナでは前屈が加わってしまっている)
この少し傾く角度が変わるだけで、ウエストの引き締めの効果とはまた違ったものとなったりします。
みんながみんなウエストの引き締め効果を期待するわけではありませんが、支える足の使い方も変わってしまいます。
その他のアーサナでも様々な効果が期待されますが、完成された形によっては効果は変わってくるのです。
アーサナの効果を知ろう
それでは、よく出てくるヨガのアーサナの効果を5種類ほど見てみましょう。
参考書によっても内容は異なりますが、
基本的には背骨の動きによって効果が変わります。
ブージャンガ・アーサナ
★アーサナの効果
・自律神経活性化
・バストアップ
・呼吸が深まる
・背面の引き締め
パールシュヴァ・ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナ★アーサナの効果
・脇の下が伸ばされてリンパのつまりを改善する
・ 呼吸改善
・背骨の柔軟性向上
マツェンドラ・アーサナ
★アーサナの効果
・内臓機能活性化
・姿勢改善
・背骨の可動性向上
・外腿やお尻の張り軽減
プラサリータパドッターナアーサナ
★アーサナの効果
・背面(背中・モモ裏)を伸ばす
・副交感神経を刺激し、リラックス効果を高める
・内モモを伸ばす
ヨガのアーサナの効果には、立位や座位、仰向けによっても効果や聞かせる場所が変わっていきます。
アーサナの効果を高めるための方法2つ
いくつかご紹介した、ヨガのアーサナの効果ですが、記載した他にも様々な効果があります。
そのヨガのアーサナの効果を高める為にはどんな方法があるのでしょうか?
①ヨガのポーズ集を買う
②(体の使い方に詳しい)ヨガのインストラクターのレッスンを受ける
この2つだけです。
①ヨガのポーズ集を買う理由(
形として残せて、効果をすぐに調べれるものがあると頭にも残りやすいです。
ネットでもポーズ名を入れると調べられますが、そのHPに全てのアーサナの解説が載っていル訳ではないので、毎回調べるのも面倒です。
一貫した情報を収集するのがオススメ。
②(体の使い方に詳しい)ヨガのインストラクターのレッスンを受ける
指導経験や、アーサナの知識、体の使い方への知識が重要になるヨガ。より効果を高めるには、解剖学などの体の勉強をしている先生がオススメです。
これは受けて見ないとどんなことをレッスンで大事に指導されている先生かはわかりませんが、実際にレッスンを受けてみて、ヨガのアーサナのポイントや動き方のアドバイスがある先生のクラスに出会えば、とても良いクラスです。
アーサナの効果を出す為にしてはいけないこと2つ
せっかくアーサナの効果を出したいのに、してはいけないことはあるのでしょうか。
これも2つあげます。
①参考書や経験なく独学でやる
②無理してアーサナを行う
この2つです。
①独学は良くない理由
アーサナの理解がないままに、独学で行ってしまうと嬉しい効果どころか、怪我の要因になります。きちんと知識のある本や、きちんとしたヨガのプロの動画やレッスンなどの監修が必要です。
ヨガはやさしいようで、奥が深く難易度が高いアーサナとなると何年もかけて練習が必要です。大切な体のためにも、安全に取り組みましょう。
②無理してアーサナを行う
非常に多いですが、自分がどこまで出来るのか?って正解の形がないと、どこまでアーサナを深めるべきかわからないものです。出来ていると思っていても、実は不要な力が働いていたり、無理して呼吸が止まっていたりと、せっかくにヨガの時間が苦しいものになります。”あなたにとっての最適なヨガ”は人によって違います。
インストラクターの指導をよく聞きながら呼吸が出来ているか?をまず気にかけてみてください。出来ていなければ、無理している可能性があります。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ヨガのアーサナの効果は様々なものがありますが、アーサナの理解と正しい体の使い方をしないと効果は半減します。
嬉しい効果を知っていると、そうなればいいなと楽しみになりますよね。是非ヨガのアーサナの意味や効果を知りながらもレッスンにチャレンジしてみてください。
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